効果のある間接訓練 (間接的嚥下訓練)Best3!
今回は、効果を実感する間接訓練のBest3を発表します。
あくまで、主観ですのであしからず。
では、3位から順に発表します。
第3位 嚥下おでこ体操
以前、シャキアの記事でも書きましたが、症例を選べば取り入れやすく効果的な訓練だと思います。
詳しくは、『そのシャキア(嚥下おでこ体操など含む)、ちょっと待って! 』という記事をご覧ください。
第2位 咽頭アイスマッサージ
嚥下訓練は、対象者にとって最も安全(誤嚥しにくい)と思われる刺激で嚥下反射を惹起させることが基本となります。
その意味で、間接訓練としての咽頭アイスマッサージは、エビデンスのある即時的な嚥下反射促通効果だけでなく、短~中期的にも効果のある訓練だと思います。
第1位 頚部ROM
嚥下障害のある方にとって、安全に食べるためには頚部のポジショニングが極めて重要となります。
特に寝たきりの患者さんなどの頚部拘縮の予防として頚部ROMが効果的な為、第1位としました。
嚥下障害のない健常者(30代男性)においても頚部伸展位でのVFでは、高度に咽頭残留していたので、頚部拘縮予防がいかに大切か実感しました。