随意咳嗽やハフィングが困難な人に喀痰を促す方法

気管がゴロゴロ鳴っていて喀痰を促したいけど、認知症などで咳嗽やハフィングが困難な場合は、結構あると思います。

 

そんな時は出来るだけ大きく、かつ長い発声を何度かしてもらうだけでも痰が上ってきて反射性の咳嗽を誘発できることがあります。

 

『咳してみてください』や『ゴホン!ってしてみましょう』と一生懸命に伝えても望む反応がみられない場合、
『あーー!(もしくは、えーー!)って言ってみて』と発声を促すと結構応じてもらえることがあります。

 

経験上、咳を促すより遥かに簡単に発声は促せることが多いです。

 

 

それを“出来るだけ大きく、出来るだけ長く”続けるように励ましていると4、5回目に『ゴッッホン!!』と大きな強い咳嗽が起こったりします。

気管がゴロゴロ鳴っている時は、なおさら効果的だと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です